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イベント記録

2013/04/08更新

第55回国民体育大会ソフトテニス競技

10月15日〜18日/高岡市テニスコート(高岡スポーツコア内)

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1 はじめに

 「あいの風 夢のせて 2000年とやま国体」のキャッチフレーズを掲げて、第55回国民体育大会ソフトテニス競技が全国からの精鋭777名を迎えて『万葉のふるさと』富山県高岡市において開催された。

 富山県ソフトテニス連盟では、2000年とやま国体の開催が決定して以来、連盟執行部の若返りを図り、開催準備及び選手強化に努めてきた。

 国体に参加するチームは、厳しい予選を勝ち抜いた強者ばかりであり、試合進行をスムースにするためには、審判の技量および威厳を維持することが求められる。このため、運営面では、大会成功の可否を決める一番重要な要素は審判の資質向上であるととらえ、審判副委員長を中心に審判講習会を重ね、審判員の資質向上を図った。

 選手強化においては、県競技力向上対策本部の強い指導のもと、成年女子は¥外字(8251)タカギセイコー代表取締役社長の高木正明氏、成年男子は公認会計士の金田栄美雄氏(高岡ビッグウェーブ)に多大なるご協力をいただきながら、国体に向けて選手獲得や強化に努めた。一方、少年女子は、韓国からの留学生を中心にチームの強化に努め、とやま国体直前のインターハイでは、富山県勢としては初の個人優勝を果たした。少年男子は、全国大会では実績は残さなかったものの、北信越地区では着実に強化の成果を見せ始めた。

 こうして迎えた「2000年とやま国体」において、懸念された審判上のトラブルはいくつかあったものの、競技、進行、記録業務の流れはスムーズに行われ、最終的には無事に競技を終了することができた。

 本県選手の成績は、少年男女は初戦敗退したものの、成年女子は2位、成年男子は3位に入賞した。男女総合優勝は、強豪広島県には及ばなかったものの、プレッシャーのかかる地元国体で男女総合2位は充分満足すべき結果であった。

 こうした大会の成功は、出場した選手、サポートしたスタッフはもとより、競技役員、行政関係者のたゆまざる努力によるものであり、心から感謝と敬意を表する次第である。

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2 競技について

 大会期間中を通じて天候に恵まれ、そして、前年のリハーサル大会後にテニスコートの人工芝を張り替えてリニューアルした最高の舞台で、全国の厳しい予選を勝ち抜いてきた精鋭によって、連日、白熱した試合が展開された。

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[大会第1日目]

 日曜日と重なったことに加え、今回民泊を受けていただいた各地区自治会を中心とした大観衆が、富山県選手団の試合だけでなく、民泊を引き受けた各県選手団の応援のために、16面のテニスコート周辺全体にあふれ、立錐の余地もないくらいの中で競技が開始された。1本決まるごとに各コートからは地響きのような歓声とためいきがこだまし、ソフトテニスの競技性に対する魅力と迫力が、初めてソフトテニスを見た観客にも十分伝わり、多くの感動を生んでいるようであった。

 富山県選手団の活躍に言及すれば、とにかく思い切った勝負をと、開き直って望んだ国体であったが、現実は厳しく、少年男女とも今一歩というところで初戦敗退という結果に終わった。

 また、この日は、昨年度の熊本国体の教訓から、日連の指導により準々決勝までを行い、第1日目を終えた。

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[大会第2日目]

 少年男女の順位戦が行われた。富山県選手団の初日敗退と言うこともあり、観客の入りを心配していたが、2日目まで勝ち上がった各県の応援のために、民泊を引き受けた各自治会より前日の第1日目に負けないくらいの観客の方々にスポーツコアに足を運んでいただいた。

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▼少年男子決勝

少年男子の決勝は、神奈川県対奈良県の強豪県同士の対戦になったが、総合力で優る奈良県が2―1で勝利を収めた。

  奈 良  2―1  神奈川  五味・松田 4―1 森川・小澤  當目・橋本 2―4 松口・宮本  長濱・庄司 4―1 米川・鈴木
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▼少年女子決勝

 一方、少年女子の決勝は、連覇をねらう広島県と、北信越ブロックで敗れた長野県を準決勝で下して決勝に勝ち上がった石川県の対戦となった。結果は、地力に優る広島県が2―0で念願の連覇を果たした。

  広 島  2―0  石 川  濱田・山崎 4―3 三十苅・松島  逢野・高橋 4―3 吉岡・山本  玖村・玖村  ―  松生・吉村
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[大会第3日目]

 富山県としては、少年男女がいずれも初戦敗退となり、プレッシャーがかかる中での大会第3日目の成年男女の試合を迎えることになった。

 地元期待のビッグウェーブを中心とした成年男子、タカギセイコーのメンバーで固めた成年女子が出場すると言うこともあり、スポーツコアから徒歩で5分の距離にある¥外字(8251)タカギセイコーの社員の方々を中心として、国体観戦日となった中学生・高校生による大応援団が結成され、怒濤のような応援が繰り広げられた。

 成年女子は、47都道府県によるフルエントリーであり、前年度優勝の愛知県、同じく3位、4位の香川県、神奈川県が相次いで初戦で敗れる番狂わせが発生し、波乱を予感させた。結局、準決勝には、地元開催というプレッシャーの中、苦戦しながら勝ち上がった富山県、神奈川県を初戦で敗り勢いに乗る長崎県、復活を期す埼玉県、順当に勝ち上がった前年度2位の広島県という顔ぶれが揃った。

 成年男子は、前年のベスト3である広島県、富山県、千葉県と昨年のリベンジを期す熊本県が準決勝に勝ち上がってきた。

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[大会第4日目]

 地元富山県の男女揃っての準決勝進出ということで、前日にも増して両サイドに陣取った大応援団。そして、こだまするように響く大声援。

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▼成年男子

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▽準決勝

 成年男子・準決勝の第1試合は、男女総合優勝と連覇をねらう広島県と、昨年の地元国体のプレッシャーから開放されてのびのび戦ってきた熊本県の対戦となったが、地力で優る広島県が2―0で勝利し、まず決勝進出を決めた。

  広 島  2―0  熊 本  中堀・高川 4―0 戸塚・村中  山本・曽根 4―2 荒木・松本  岩永・森本  ―  作田・岩下

 準決勝の第2試合の富山県対千葉県の対戦は、まず4―2で富山県が先勝する。2対戦目の35歳以上の対戦では、お互い3ゲームを取りあい、ファイナルゲームとなる大接戦を繰り広げた。ファイナルゲーム6―2と富山県がリードを奪い、だれもが富山県の勝利を確信したが、千葉県の執念と気迫あふれるプレーで大逆転を許す。富山県にとっては、悪い流れの中の3番勝負。4―1で千葉県に押し切られた瞬間、会場からは、大きなため息とともに、選手の健闘に対してどこからともなく大きな拍手が起こった。

  千 葉  2―1  富 山  室谷・藤原 1―4 山森・小峯  菊地・伊藤 4―3 中川・湯浅  清水・斉藤 4―1 片山・中野
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▽3位決定戦

 逆転で3位決定戦にまわった富山県チーム、最後の力を振り絞って快勝。

  富 山  2―0  熊 本  片山・小峯 4―2 戸塚・村中  中川・湯浅 4―0 荒木・松本  山森・中野  ―  作田・岩下
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▽決勝戦

 決勝戦は、実力通り広島県が2―0で千葉県を退け、格の違いを見せつけて圧勝した。全体的に広島県の強さが際だち、来年以降どこの県が広島県の連覇を阻止するか興味あるところである。

  広 島  2―0  千 葉  中堀・高川 4―1 室谷・藤原  山本・曽根 4―1 菊地・伊藤  岩永・森本  ―  清水・斉藤
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▼成年女子

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▽準決勝

 成年女子・準決勝の第1試合は、昨年も雨の中で対戦した富山県と長崎県となった。大応援団の前に姿を見せた富山県選手団の笑顔に決勝進出を予感させる。そして、期待通り、2―0で悲願の決勝進出を決めた。

  富 山  2―0  長 崎  沼崎・裏地 4―1 鬼木・佐伯  安藤・佐野 4―3 野中・小林  森下・ 向  ―  久松・北浦

 第2試合は、広島県と埼玉県の戦い。誰もがNTT中国を中心とした広島県の勝ちを予想したが、若さあふれる埼玉県の勢いを止めることができず、2―1で埼玉県が勝利した。

  埼 玉  2―1  広 島  野見山・緒方4―2 水上・渡邊  青木・小暮 3―4 中本・中本  高野・畑中 4―1 熊谷・八谷
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▽決勝戦

 そして決勝戦。成年男子の決勝も終わり、今国体最後のゲームに大観衆の注目が集まった。第一試合は、埼玉県の勢いを止めきれず、富山県が2―4で痛い星を落とす。続く35歳以上の対戦による第2試合は、今大会負けなしの富山県の安藤・佐野組が、笑顔を浮かベコートヘ。さすが…と思わせる試合運びで相手の攻勢をかわし、4―2で望みをつなぐ。そして、天秤勝負となった第3試合目。大声援もピークに…。一進一退の攻防を繰り広げるも最後に富山県が力尽き、2―4でゲームセット。富山県の地元での悲願の優勝はならなかったが、精一杯戦った選手たちに大応援団から盛んな拍手がおくられた。

  埼 玉  2―1  富 山  野見山・緒方4―2 沼崎・裏地  青木・小暮 2―4 安藤・佐野  高野・畑中 4―2 森下・ 向

 地元開催というプレッシャーの中、戦った富山県チームの選手たち。悔しくて目を潤ませた選手もいたが、ここまで戦った選手たちを誉めこそすれ誰が責めよう…。

 全国の精鋭たちの力一杯のプレーの数々。民泊家庭を中心にした近隣住民の皆さんの暖かな声援。会社揚げてのタカギセイコーの大応援団。「あいの風 夢のせて」のスローガンにふさわしく、ソフトテニスを通じて得られた大きな感動は、この高岡の地から「愛の風」、「(出)会いの風」、「私(I)の風」となって、全国へ、そして来る新世紀へと確実に運ばれ、素晴らしい大会であったように思う。(主な大会成績は昨年11月号44―45ページに掲載)

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3 今後に向けて

 一大イベントであった「とやま国体」が終了した。「大会を成功させたい!」という唯一の目標に向かって、役員、選手、補助学生そして行政の各位が一つにまとまろうと努力し、無事終了という結実を迎えた。

 今後は、選手強化だけではなく、特に底辺拡大に目を向け、指導者を育成するとともに、ジュニア層や一般競技者の競技人口を増やすため、誰もが競技を楽しみ、愛好できる環境整備を進めたい。また、今回民泊を受けていただき、過去の民泊の歴史の中で最高と評され、大変お世話になった各家庭、各校下自治会の皆様には、各県選手団に対する応援のため会場に足を運んでいただいた。そして、ソフトテニスの素晴らしさを直に感じて頂いたことと思う。紙面を借りて、改めて感謝申し上げる次第である。これからは、テニスコートで大声援を送っていただいた県民の皆さんの期待に応えるよう、ソフトテニス競技をより身近に、そしてより魅力あるものにすることが、今後の課題と考えている。

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